- Doctor blog -従来の脂肪注入術の問題点

年齢とともに顔の色々な部分がくぼみ、
こけた感じが出てきてしまいます。

この治療として脂肪注入が比較的古くから行われています。
ヒアルロン酸が普及するずっと前から行われていたので、
ある意味「元祖フィラー」とも言えるかも知れません。

脂肪は、脂肪吸引の要領で
必要な量だけ少量採取します。

ただ、比較的最近までは、
採取した脂肪を(洗浄した後に)そのまま注入していました。

採取した脂肪そのままだと、
(1)麻酔液や血液、脂肪細胞が破壊されて出てきた油分などの不純物が多い
(2)脂肪細胞の塊が大きく、大きさもばらばら
などの問題があります。

(1)不純物は吸収されるだけで、注入しても何の意味もないものです。
(というよりは、むしろしこりの原因になるので害です。)
ですので、不純物の多い脂肪を注入しても、しばらくするとかなり減ったように感じます。
通常、採取したそのままの脂肪は30%~50%が不純物であるからです。

(2)脂肪の粒が大きかったり、大きさがばらばらだと
(特に皮膚の薄いエリアに浅く注入することは)
どれだけ神業で入れたとしても表面がボコボコしてしまう可能性があります。
また、太い針で注入しなければならないため、
皮下出血が強く出たり、痛かったり、
場合によっては脂肪が血管内に入ってしまい、
脂肪塞栓を起こす可能性も否定できません。

というわけで、フィラーとして脂肪は優れた素材であるにもかかわらず、
顔への脂肪注入はそこまで多くはされてきませんでした。

ここ数年、脂肪注入のテクニックが格段に進歩し、
フィラーとしての脂肪の役割が再確認されています。

弊院では、従来型の脂肪注入は行っておらず、
CRF(コンデンスリッチファット)や
マイクロCRF
と呼ばれる新しい脂肪注入を行っております。

従来の脂肪注入の問題点が克服され、
より良い結果が安定的に得られるようになりました。

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