- Doctor blog -クールスカルプティングの副作用

クールスカルプティング施術風景

クールスカルプティングは外科手術ではないので、切ったり出血したりすることはありません。
腫れたりすることもまずありません。
なので副作用が起こる可能性は基本的にはほとんどなく、極めて安全性の高い施術と言って良いでしょう。
ただし全くのノーリスクというわけでもありません。

以下、どのような副作用があるのか見ていきましょう。

(1)逆説的過形成
クールスカルプティングは皮下脂肪の部分的な減少を目的として行う施術ですが、この目的とは真逆の反応、つまり皮下脂肪の部分的な増加が極めてまれに生じることが分かっています。これを逆説的過形成と言いますが、どれくらいの確率かというと、0.014%、つまり1万件につき1.4件の頻度です。だいたい7,000件あたり1件というところでしょうか。当院でこの副作用は今のところ生じていませんが、この副作用は永続的な事象らしく、改善させようとすると脂肪吸引等の外科的処置が必要となります。
(2)血管迷走神経反射
過度の精神的緊張からくる血圧低下のことです。それにより施術中または施術直後のめまい、頭部のふらふら感、吐き気、ほてり、発汗、失神が起こる可能性があります。クールスカルプティングの施術は痛いわけではありませんが、脂肪を冷やすというあまり慣れないことをしますので、緊張してしてしまうかもしれません。リラックスして受けていただければ大丈夫です。
(3)色素沈着
これも極めて稀なことですが、皮膚が冷やされることでこれが刺激となり、皮膚のメラニン量が一時的に増加する現象です。
(4)深部静脈血栓症
いわゆるエコノミークラス症候群です。クールスカルプティング中の数十分間はじっと同じ姿勢でいなければならないので、その間に静脈に血栓ができてしまう可能性が極めて稀にあり得るかもしれません。まあ、ただ飛行機に乗ることに比べれば時間は短いですので、あり得ないことではないにしても実際に発生する確率は極めて低いと思います。映画館でじっと座って映画を見ている場合だって起こる可能性があるわけなので、そんなことと同じと考えればいいでしょう。

上記のような副作用は、もちろん絶対に起こらないとは言えないわけですが、
極めて稀なことであり、当院でも起こったことはありません。
ですので、過度に気にする必要はないと思います。
ただ、クルスカはやはり医療行為なので完全ノーリスクではありませんよということですが、 当院にたくさんある医療機器の中でも最も安全性の高い器械のうちの1つと言えるでしょう。

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