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3Dセルリフト(1)

誰かの顔を見て、
この人は何歳くらいだろうという判断をしますね。
ピタリとは当たらないにしても、
大きく外れることはあまりないでしょう。

顔には加齢変化が表れるため、おおよその見当がつくわけです。

最近、この顔面の老化についての理解が大変大きく進歩しました。

年齢を重ねると、たるみが出ると言います。
もちろんそれは正しいのですが、
もっと大きな加齢変化は脂肪の萎縮です。

その結果、ボリュームロスが起こり、
色んなところがへこんでくると同時に、
余った皮膚がより垂れ下がって
たるみを増強させてしまう
というのが最近のたるみについての理解です。

というわけで、
たるみの改善には
引き上げるという要素に加え、
ボリュームアップの要素を加えるべきである
というのが、最近のたるみ治療についての
主たる考え方です。

そこで、最近流行りの
スレッド(糸)を使ったリフト術を紹介します。

3Dセルリフトと言いまして、
ボリュームの改善と引き上げの両方の要素を兼ね備えた施術です。

この施術では、
まずご自身の脂肪を用いて、
中顔面のボリュームアップを行います。

中顔面というのは、
目の下あたりから法令線までのあたりの部位です。

中顔面は脂肪の萎縮しやすい部位で、
この部分が落ち窪んでへこんでしまっている方が多いです。
中顔面がふっくらしていると、
それだけで若々しく感じられます。

中顔面をふっくらさせた後、
ギザギザのついた特殊な糸を
片側2本ずつ、左右で計4本挿入し、
中顔面を引き上げます。

また、糸で引き上げることで
注入した脂肪に加わる圧力を減じることができ、
この作用により注入脂肪の定着率が高まります。
(注入脂肪にかかる圧力が高いと
定着率が低くなると言われています。)

糸のこの働きは、
注入脂肪の足場になるということから
scaffold
(スキャフォールド)
といい、最近注目されています。

ちょっと長くなってしまったので
まとめますが、
3Dセルリフトは
中顔面に脂肪を注入しボリュームアップを図り、
トゲ付きの特殊な糸を挿入して
組織を引き上げると同時に注入脂肪の足場を提供するという治療になります。

ちなみにこの糸は吸収性の素材なので1年くらいで吸収されてしまいます。
やはり異物ですから、最終的に体に残らないものが安心ですね。

監修医師

竹内 孝基 医師

エースクリニック理事長

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