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脂肪を取るべきか取らないべきか

年齢とともに目の下のふくらみ(目袋)が強くなってきます。
皆さん、目の下の脂肪が増えたから出っ張ってきたのだと考えておられます。
それって本当でしょうか?

実は、目の下のふくらみの正体である眼窩脂肪は年齢とともに減っていくことが知られています。
一般的に顔の脂肪は、太った場合を除けば、年齢とともに萎縮して痩せこけていきます。
お年寄りのお顔は骨ばっていますね。

ではなぜ減ってきているのに出っ張ってくるのか?
それは眼窩脂肪の位置が深く関係します。

眼窩脂肪は、
眼球と骨との間に位置し、
眼窩(頭蓋骨で眼の部分にあいているくぼみ)にしきつめられていて、
眼球にとってクッションの役割を果たす脂肪です。

年齢と共にあらゆる支持組織が緩みますが、
眼球を支えている靭帯も緩みます。
それにより眼球が下方に落ちることで、
その下にある眼窩脂肪が前方に押し出されることにより、
目の下がふくらんできます。

その逆で、眼球の上にも眼窩脂肪はありますが、
上まぶたは年齢とともにくぼんできます。
単に脂肪が減るという理由と、眼球が下方に落ちるということの2つが原因です。

なので、もし下まぶたの眼窩脂肪を切除すると、
理論的にはより眼球が下方に落ちて、
上まぶたのくぼみが強調される可能性があります。

そのため、眼窩脂肪はできるだけ切除せずに温存するのが良い、理にかなっている
というのが最近の主流の考え方です。

ただし、中には目の下がとても強くふくらんでいるケースもあるので、
このような場合で経結膜的ハムラ法を行う場合は、
眼窩脂肪の1/3~1/2量を切除して、
残りを移動させるという方法で行うことが多いです。

この記事の監修

エースクリニック 院長:
竹内孝基 医師

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