ハムラ法は、ふくらんでいる目袋の脂肪を切除するのではなく、下方の溝になっている部分(瞼頬溝)に移動させることを特徴とする手術方法です。正しくこの術式を表現する場合は眼窩脂肪移動術と言います。(ハムラというのは開発した医師の名前Dr.Hamraから来ています。)
下まぶたは加齢とともにふくらみを生じ、俗に目袋と言われる状態になります。このふくらみの正体は眼窩脂肪という脂肪です。目袋よりも下の部分はくぼんで溝になっていることが多く、この凹凸により影ができてクマが生じます(影クマ)。この陰ができる部分を瞼頬溝(tear trough)と言います。ハムラ法は目の下のふくらみと溝を同時に解消することができます。
エースクリニックが行っているハムラ法には皮膚を一部切り取る皮切ハムラ法(表ハムラ法)と皮膚を切らない経結膜ハムラ法(裏ハムラ法)の2つがあり、皮膚の余りの程度によって両者を使い分けています。
この手術では具体的には以下の操作を行います。
(1)下まぶたの裏側(結膜側)もしくは表側(皮膚側)を切開し、
(2)眼輪筋下を剥離 (3)眼窩脂肪を眼窩下縁より7~8mm下の骨膜に縫合固定します。
脂肪を切除しないため、下まぶたが落ちくぼむこともなく、皮膚を切開しないため傷ができません。 この施術により、下まぶたの凹凸がなくなり、見た目を大きく改善させることができるでしょう。
※料金は税込表示です。
※静脈麻酔をご希望の場合は別途88,000円がかかります。
院長からのコメント
監修医師:大阪梅田院院長・谷聡柄医師
形成外科専門医
【所属学会】
日本形成外科学会/日本美容外科学会/日本創傷外科学会/日本乳房オンコプラスティック学会
ミラドライ認定医/ウルセラ認定医/サーマクール認定医