赤ら顔、赤あざ、ニキビ跡の赤みなどに効果があります。
Vビームは米国キャンデラ社が製造するロングパルスダイレーザーで、安全に血管性の皮膚病変を治療するための優れたツールです。VビームⅡは皮膚や周囲の組織ににダメージを与えることなく血管性皮膚病変部位の毛細血管を破壊します。おおまかな理解では、皮膚の赤みに反応して赤みを減らしてくれるレーザーとお考えいただくと良いでしょう。
VビームⅡの波長は、赤血球内の酸化ヘモグロビンに吸収され、熱エネルギーに変換されて周囲組織(毛細血管)に熱変性を起こします。レーザー光の照射時間は血管以外へ熱が広がらない程度の短い時間に制御されているため、血管周囲組織へのダメージはほとんど生じません。結果として、周囲組織を傷つけることなしに毛細血管を破壊あるいは熱凝固させるため、赤ら顔や赤あざなどの皮膚血管性病変の治療に大変有効です。
また、皮膚の毛細血管周囲に熱が加えられることで真皮コラーゲンの産生を促すため、小じわの改善などにも有効です(特に目尻のしわなど)。また、メラニンにもある程度反応するため繰り返し行うとシミ、くすみの改善にも効果があります。
特徴1 施術後の赤みや腫れが少ない
肌の状態に応じてパルス幅を細かく変更できるため、従来のダイ(色素)レーザーに比べ、治療後のダウンタイムがあまりありません。(赤あざ治療の場合は強力な照射が必要なためダウンタイムがあります。)
特徴2 強力なパワーで照射可能。
VビームⅡにはDCDという皮膚冷却システムが搭載されています。治療効果を上げるにはレーザーのパワーが大切ですが、DCDにより皮膚を保護しつつ強力なパワーでの照射が可能となっています。
特徴3 光治療などに比べレーザーの治療効果は大。
フォトフェイシャルなどのIPL(光治療)も一般的には赤ら顔にも効果があると言われていますが、ブロードバンド治療であるIPLの効果は限定的です。VビームⅡはレーザーであるため、単一波長でターゲットが絞られている分強力に照射可能で治療効果は大です。
特徴4 リジュビネーション効果も得られる。
赤みに対してだけでなく、血管周囲組織への適度な熱刺激が加わることでコラーゲンの増生が期待できます。またVビームⅡの波長はメラニンにもある程度反応するため美白効果もあります。肌のハリやふっくら感が出てくすみが改善し若返り効果も得られます。
※料金は税込表示です。
院長からのコメント
監修医師:大阪梅田院院長・谷聡柄医師
形成外科専門医
【所属学会】
日本形成外科学会/日本美容外科学会/日本創傷外科学会/日本乳房オンコプラスティック学会
ミラドライ認定医/ウルセラ認定医/サーマクール認定医