2025年最新 流行りの眉とアートメイクの傾向

近年、アートメイクは美容業界でも特に身近な存在になったのではないでしょうか？
2025年に入り、その技術とトレンドはさらに洗練されています。美しい眉は顔の印象を大きく左右する重要なパーツ。最新の眉トレンドとアートメイクの傾向について詳しく見ていきましょう。

現在の眉トレンド

今シーズンは「ナチュラルながらも存在感のある眉」が主流です。2023年から続いていた極端な太眉ブームは落ち着き、自然な毛流れを生かした眉が支持されています。特に注目すべきは「フェザリングテクニック」を用いた繊細な眉毛の表現方法で毛一本一本を細かく描き分けることで、より自然な仕上がりを実現しています。

また、韓国発の「ストレート眉」から、やや緩やかなアーチを描く「ソフトアーチ眉」へと移行しつつあるのも特徴的です。これは顔の表情を柔らかく見せる効果があります。

アートメイクの新潮流

アートメイクにおいても「ナチュラル志向」に流行は変化しています。
以前の、濃すぎて海苔を貼ったような不自然な眉から、現在のアートメイクでは自分のその日の気分や流行に合わせて仕上げは自分で行う「セミパーマネント」スタイルが人気を集めています。
これは、数年先の流行変化にも柔軟に対応できる賢い選択と言えるでしょう。

技術面では、極細ニードルを使用した「マイクロブレーディング」の技術が向上しています。
また、顔料選びも重要になっています。単に「オーガニック」というだけでなく、信頼できるメーカーの製品を選ぶことが安全性の面で大切です。
特に海外の一部メーカー製品では発がん性物質が検出された事例もあるため、実績のあるメーカーの製品を使用している医療機関なのかを選ぶのがおすすめです。

避けるべき傾向

現在避けるべきなのは、極端に太い眉です。また、眉頭から眉尻まで同じ太さで描く「平行眉」も年齢と共に眉の形も変わってしまい困り眉になるリスクもあるため、私たちアートメイクアーティストはおすすめしていない形のうちのひとつですね。今は自然な眉の流れを残しながら、緩やかなアーチを取り入れるスタイルが人気です。

さらに、色選びにも注意が必要です。初めに入れた色は必ず退色して最初の色と変化するのはご存じでしょうか？完全な黒色は避け、少し暗めのブラウンを選ぶと地毛となじみやすくなります。自分の髪色に合わせた色選びが自然な仕上がりのポイントです。

まとめ

アートメイクは確かに数年間残るものです。だからこそ、極端なデザインは避け、自分の顔立ちに合った自然な形を選ぶことが重要です。ベースとなる形のみをアートメイクで施し、細かい調整は自分で行う「引き算のアートメイク」こそが、2025年のスマートな選択と言えるでしょう。

トレンドは変わっても、自分の顔に合った自然な眉は時代を超えて美しいものです。長期的な視点で選ぶことを忘れないでください。