- Doctor blog -細かなシミが顔にたくさんある場合の治療

※このページは2020年5月11日に更新されました。

細かなシミが顔に無数にできてしまっている人が今日診察にいらっしゃいました。このような場合、多くは老人性色素斑雀卵斑(そばかす)です。両者の鑑別はその発生時期(大人になってからできたのか子供の頃からあるのか)や分布(顔の外側が優位か中心が優位か)などによって行いますが、治療法に大きな差はありません。但し、予後は異なり、両者とも一旦良くなりますが、雀卵斑の場合は数ヶ月~数年の経過でまた出てきます。

細かなシミがたくさんある女性
今回は細かなシミが老人性色素斑の場合の治療法について解説します。そもそもこのような状態になっている方の特徴として、普段から紫外線を多く浴びている、あるいはかつて多く浴びていたことがあるという点が挙げられます。日頃紫外線を浴びてしまいやすい屋外で仕事をされることの多い方(農業や建築業など)、マリンスポーツやゴルフ、アウトドアスポーツをされる方、園芸や庭いじりが趣味の方などが該当します。

まず、シミの治療法には、点で治療するか、面で治療するかという問題があります。点で治療する方法は治療強度が強く、1週間~10日程度かさぶたができるのでダウンタイムもあります。エースクリニックの治療法で言うと、ピコ秒レーザーやナノ秒レーザー(Qスイッチレーザー)がこれに該当します。面で治療する方法はお顔全体に照射するもので、治療強度はマイルドなものからやや強いものまであります。当院の治療法では、マイルドな施術としてイーロスプラス(トリニティプラス)やレーザーフェイシャル、やや強い施術としてフラクセル3があります。

ピコ秒レーザー

ピコ秒レーザー

点で治療する場合、たくさんある細かなシミの一つ一つに地道にレーザーを照射していきます。照射したシミすべてが一旦かさぶた状になるため、 自然にはがれるまでの1週間~10日間位は見苦しく感じるものの、かさぶたがはがれた後は一気に状態が改善します。ですので、この治療を行う場合は、まとまった休みに入る前などに行うとストレスが少なく治療できます。この治療の良い点は、根治性も高く、1回の治療でほぼ良くなる点です。但し、治療後一過性の炎症後色素沈着が生じる可能性があります。

ピコ秒レーザーについて 詳しくはこちら


IPL(フォト治療)

フォト治療

光治療は面で治療する場合の代表的な方法です。光治療は、反応がマイルドなため、基本的にダウンタイムのない治療で、目立つようなかさぶたはできません。(但し、稀に肌荒れやニキビのような症状が出る場合があります。)1回の治療で終わりというものではなく、1ヶ月おきに複数回繰り返す必要があります。シミを段々と薄くしていくというイメージです。欠点としては、通常完全にシミが取れるということはなく、あくまでシミが薄くなるという程度にとどまることです。それでも、ダウンタイムなく治療できるのというのは大きな魅力で、特に女性に人気が高い治療です。

IPL(フォト治療)について 詳しくはこちら


レーザーフェイシャル

レーザーフェイシャル

この施術も面で治療する方法です。レーザーですが、ピコ秒レーザーやナノ秒レーザーよりマイルドで、ダウンタイムはほとんどありません。IPL(フォト治療)と似た方法です。

レーザーフェイシャルについて 詳しくはこちら


フラクセル3

フラクセル3

この施術は面で行う治療ですが、IPL(フォト治療)やレーザーフェイシャルと違ってダウンタイムがあります。小さな穴を無数に開けるレーザーで、皮膚の入れ替え作用があります。穴の空いた部分に小さなかさぶたができ、1週間でかさぶたと共に細かなシミがはがれ落ちていきます。細かいシミはこの治療を一度行うことで結構良くなりますが、可能であれば2~3回行うとより良い状態になります。小さな穴をたくさん皮膚に開けることで、お肌に適度なストレスを与え、活性化していきますので、肌のキメを整えたり、毛穴や小じわの改善にもつながります。シミだけでなく肌全体の質が向上するという点でオススメです。

フラクセル3について 詳しくはこちら


まとめ

細かいシミがたくさんあるようなケースでは、点で治療するのか、面で治療するのかという選択肢があります。それぞれに一長一短ありますので、どのような治療が自分にあっているかを確認して治療方針を決めると良いでしょう。なお、細かいシミ以外に肝斑が存在しているケースも多々遭遇しますが、肝斑がある場合はレーザートーニングなどの肝斑治療から入る必要があります。

この記事の監修

エースクリニック 院長:
竹内孝基 医師

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