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静脈可視化装置~注射系施術の救世主~

しわ治療でのボトックス注射やヒアルロン酸注射は、非常に効果も高く費用もそれ程高くないことから、日常的な施術の一つです。リスクも小さく気軽に行える反面、すべての注入系施術に共通する悩みであるところの皮下出血(内出血)を伴う可能性はゼロではありません。皮下出血は最終的には自然に消えるとは言え、一旦できてしまうと通常1~2週間程度のお日にちを要します。そのため、美容医療を提供する者として極力皮下出血を回避するための努力を行うことは当然の責務であると言えます。

皮下出血を避けるための有用なツール

当院では2015年7月より静脈可視化装置「スタットベイン(StatVein)」というツールを注射系施術の際に使用するようにしています。この器械は静脈を検出し瞬時に皮膚の上に投影する画期的なもので、皮下出血を避ける上で非常に力強い味方となってくれています。本来この装置は、病院やクリニックなどで採血や点滴の際になるべく穿刺を失敗しないように利用されます。つまり血管にちゃんと当たるように使用しているわけです。美容注射系施術の際にはこの真逆で、血管のある部位を穿刺しないように使うわけです。

この装置を使用することで内出血のリスクは使用しない場合に比べて大幅に低下しました。どのくらい低下したかというと、きちんとした統計はとっていませんが、体感的には100分の1以下になったように思います。まさに、静脈可視化装置はボトックス注射やヒアルロン酸注射の「救世主」と言える存在です。

美容医療に携わるものとしてどうかとは思いますが、実際のところ内出血に無頓着な医師は想像以上に多いです。他院で注射系施術を行ってひどい内出血を作ってしまいトラウマになってしまったというような方に、是非当院での施術を受けていただきたいと思っています。そうすればきっと「ヒアルロン酸注射ってこんなに良いものだったの?」「ボトックス注射ってすごい!」って感じてもらえると思います。

便利な道具は使うべき!

世の中には色んな医師がいるので、「腕があればそんなもの使う必要はない。そういうのに頼るのは技術のない医師だ。」という人もいるかもしれませんが、戯言です。腕があるとかないとかにかかわらず、良い道具は使った方がいいに決まっています。

※実際には写真よりももっとクリアに血管が見えます。

ちなみに静脈可視化装置を導入して2015年末で半年ほど経過しました。導入初期に比べ、使用方法などがかなりこなれてきて、施注テクニックもさらに磨きがかかってきたように思います。近々、施注技術の記事もアップする予定ですので、一般の方のみならず医師の方にもご覧になっていただきたいと思います。

監修医師

竹内 孝基 院長

エースクリニック名古屋院

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