- Doctor blog -笑った際に歯茎が見える「ガミースマイル」を治すなら、ボトックス注射がおすすめ!

※このページは2019年6月21日に更新されました。

「ガミースマイル」って、聞いたことがありますか?
ガミースマイルは、笑った際に歯茎が出てしまう状態です。確かに、時々いらっしゃいますよね。チャームポイントでもあるのですが、悩まれている方が案外多いのです。コンプレックスになって「笑ったときに口元を隠してしまう」とか、「人前で笑えなくなってしまった」という方もたくさんいらっしゃいます。
ガミースマイルはどのくらい歯茎が出ているのかという数値や、歯の角度などが特に決まっているわけではなく、本人がコンプレックスに感じるかどうかがポイントになってきます。最近ではSNSでパーソナルな部分をアピールすることが増え、それに伴い、自分のガミースマイルを気にする人が増えているように感じます。
では、一般にはどう思われているかというと、ネットでは「気にならない」「個性じゃないの」「あんまりむき出しだとイヤだけど、そうでなければかまわない」といった意見が多いのですが、やはり自分のこととなると気になってしまうものです。

ガミースマイルの原因は
骨格や上唇を持ちあげる筋肉による

何故、ガミースマイルになってしまうのでしょうか。理由を知ると、治療方法も見えてきます。
日本人でガミースマイルだという方は、実は少なくありません。これは、日本人に限らず、アジア人に特徴的な顔面の骨格の問題によることが多く、上あごの骨が前方に突出していたり、上あごの骨が縦に長かったりすると、笑って上唇が上がった時に歯茎部分が上唇に収まりきらずに歯茎が露出してしまうのです。
また、歯並びも大きな理由のひとつです。歯が低い位置に生えていると、歯と歯茎の境目も下がり、歯茎の割合が大きくなります。また歯茎が発達しすぎていたり歯に歯肉がかぶさっていたりしても歯茎が目立つようになります。 その他の要因としては、上唇の形が原因となることもあります。唇の幅が薄く短いと、歯茎が唇で隠れずに露出してしまうのです。また、上唇を持ち上げる筋肉(上唇挙筋)が発達していると、笑った際上唇が強く引っ張られることで、歯茎が見えてしまします。
ガミースマイルの原因は一つではなく、骨格や歯並び、唇の形や筋肉などが総合的に重なり合っていることが多いです。

お勧めの治療方法は
ダウンタイムのない「ボトックス注射」

治療方法はいくつかあります。歯科で治療する場合、骨や歯の突出具合が軽度なら歯列矯正によって治ることも多いです。もし上あごの骨が大幅に突出しており、極度の出っ歯になってしまっている場合は、骨を切ることが必要となってきます。ガミースマイルになってしまう原因が歯茎自体にあるときには、歯肉整形治療として、粘膜切除法や歯茎部切除法といった治療を行います。歯茎が発達し目立つ場合に、周りの粘膜や歯茎の一部を切除する方法です。 しかし、骨を削るなどの大掛かりな治療は体の負担を伴いますし、ダウンタイム(施術してから回復までの時間)も長くかかります。歯列矯正はそれでも簡単な治療法の一つですが、数カ月は矯正器具をはめていなくてはなりません。 そこで、お勧めなのがボトックス注射です。
上唇が筋力で上へと引っ張られることが原因となる事も多いガミースマイルでは、ボトックス注射を行うことでかなり改善できます。ボトックス注射とは、ボツリヌス菌から抽出した成分であるボツリヌス毒素を注射するものです。毒素といわれると怖い印象を持つ方もいらっしゃるかもしれませんが、中毒を起こす量に比べるとごく微量を注入するのみで治療に用いられるようになってから30年以上の歴史があります。
ボトックス注射の効果は、注射を打った筋肉の働きを局所的に弱めることにあります。
ボトックスを唇を引き上げる筋肉である上唇挙筋に注入することで、上へと引き上げる力を弱め、ガミースマイルの改善につなげます。注射自体は数十秒ですむので手軽で、ダウンタイムもほぼありませんので、お勧めの治療法だといえます。ただ、効果は永久的ではないので、半年に1度くらいは施術を受ける必要がありますが、すぐに手軽に治療したい方、まずはお試し頂ければと思います。

この記事の監修

エースクリニック 医師:
浅井裕子 医師

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