まぶたの開き具合の指標:MRDとは?
※このページは2016年2月8日に更新されました。
まぶたの開き具合の指標:MRDとは?
まぶたの開き具合を客観的に評価する指標としてよく使われるものにMRD(Margin Reflex Distance:瞼縁角膜反射間距離)があります。瞼縁とは読んで字のごとく「まぶたのふち」でまつ毛の生えているところで、角膜反射というのは黒目の中心のことです。
MRDにはMRD-1とMRD-2があります。MRD-1は角膜反射と上眼瞼縁の距離のことで、MRD-2は角膜反射と下眼瞼縁の距離です。
上眼瞼の開き具合を見るにはMRD-1が有用です。正常値は3.5~5.5mm程度とされています。MRD-1が3.5mm以下だと眼瞼下垂症の可能性が高くなります。