口角を挙げる治療 (ボトックス注射)
今回は口角を挙げる治療の話をします。
年齢と共に色々なものが下がってきますが、
口角も下がってきます。
そのため口角を上げることは
若く見せるポイントの一つになります。
口角には、
口角下制筋という口角を下げる筋肉がついています。
この筋肉にボトックスを注射すると、
口角を下げる筋肉が弛緩するので
口角が挙上することになります。
注射するときのポイントは、
下口唇の口輪筋に効かないように
口角から約1cm離して注射することと、
完全に左右対称に注射することです。
口は動きの大きいパーツですので
効き方に左右差がある状態は特に避けたいためです。
もともと口角に左右差がある方(例:元首相の麻生さん)は、
ボトックスの量や注射する位置などでは
形をコントロールすることが難しいため、
ご納得された場合のみ治療をすることになります。
また、ヒアルロン酸などのフィラーを組み合わせて
口角の下の部分に注射することで、
口角を押し上げることができます。
そうすると、唇の横幅が長く見え、
若々しく感じると思いますよ。