ちりめんじわ
今回はちりめんじわの治療について説明したいと思います。
ちりめんじわは
主に目の周りに現れる、
非常に細かいしわが
網目状に集まった状態のことを言います。
織物の縮緬(ちりめん)も
生地の表面に細かいしぼ(凹凸)ができていますよね。
ちりめんじわができる原因としては、
皮膚の乾燥、皮膚の菲薄化、皮膚の弾力性の低下が挙げられます。
目の周りの皮膚は
皮脂腺が乏しいため容易に乾燥します。
乾燥した皮膚はしわができ易い状態となります。
また、皮膚が薄いと細かいしわができ易くなります。
例えば厚紙をしわくちゃにするのと
ティッシュペーパーをしわくちゃにするのでは
ティッシュペーパーの方が簡単にしわくちゃになりますね。
かくして光老化により弾力性を失った目元の皮膚は
ちりめんじわという細かいしわを作ります。
このちりめんじわの治療ですが、
当院ではご自身のコラーゲン産生を高めて
肌の弾力性を高める治療を採用しています。
コラーゲン産生を高める方法には
PRP(多血小板血漿)療法
肌細胞再生療法
などがあります。
PRP療法では、
血小板の中に存在する各種成長因子や組織修復因子が
線維芽細胞というコラーゲンを作る細胞を活性化させることで
コラーゲン産生を増やします。
肌細胞再生療法では
採取した皮膚から線維芽細胞を何万倍にも増殖させて
気になる部位に注入します。
大量の線維芽細胞がコラーゲンを作り出し、
肌にハリを取り戻すという治療です。
両方ともダウンタイムがほとんどない治療ですので、
誰にも気づかれずできる点が大きなメリットです。
興味のある方はぜひご検討ください。