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ヒアルロン酸の使い分け

ヒアルロン酸製剤は多くの会社が製造しており、
各社がそれぞれ数種類をラインアップしています。

弊院でも常時5種類のヒアルロン酸製剤を置いています。

ヒアルロン酸製剤は1種類ではなく、
色々あるわけですが、
何が違うかというと、簡単な理解で言えば、
ヒアルロン酸の粒子の大きさや硬さが異なります。

おおまかに言えば、
目の周りや首などの皮膚の薄いところには
軟らかいヒアルロン酸製剤を使用し、
法令線などの皮膚の厚いところやしっかりと盛り上げたいところは
硬めのヒアルロン酸を注入します。

例えば法令線などに軟らかいヒアルロン酸を注入すると、
あまり皮膚が持ち上がらないため、あまり改善しません。
さらには素早く吸収されてしまうため、あっという間になくなってしまいます。

逆に、目の周りに硬いヒアルロン酸を注入すると
ボコボコした感じになり、なじみも良くありません。

このようにヒアルロン酸は幾種類かを使いわけする必要があります。
熟練の技があるから1種類だけで大丈夫というわけにはいかないのです。
そのため必ず弊院では常時5種類のヒアルロン酸を置いているわけです。

監修医師

竹内 孝基 医師

エースクリニック理事長

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