3Dセルリフト(2)
3Dセルリフトの具体的な方法について解説します。
まずは中顔面のボリュームアップをするために脂肪を注入します。
弊院ではただの脂肪ではなく、CRF(コンデンスリッチファット)という状態にして注入します。
注入に使用する針は先が尖っていない鈍針で、内出血することはほとんどありません。
また、麻酔が効いていますので痛みはほとんどありません。
次に、ギザギザのついた糸を
法令線の少し上のところから三角形の二辺を作るように糸を挿入します。
インジェクターを使って、ミスジュというトゲのついた糸を挿入します。
刺入部は法令線のわずかに上あたりです。
インジェクターを鼻側の上方に挿入し、ちょうど鼻の横あたりの骨に糸の先端をひっかけます。
糸の先端を骨膜にひっかけたらインジェクターを抜きます。
そうするとトゲつきの糸(ミスジュ)が留置されます。
組織を引き上げた後、
皮膚から出てしまう部分はもちろんカットします。
今度は逆の上方(頬骨の出っ張っているあたり)にインジェクターを挿入し、
同様に糸を骨膜にひっかけます。
これで片側終了で、反対側も同様に行います。