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長引く赤いニキビ跡の治療にはVビームⅡが効果的

※このページは2019年8月28日に更新されました。

進化したニキビ治療

皆さんもニキビができたこと、ありますよね。
そもそもニキビは、毛穴に皮脂が詰まってアクネ菌が増殖し、毛穴の中で炎症を起こしてしまう皮膚の病気です。
ニキビ治療はここ10年ほどで驚くほど進化し、保険適応で「アダパレン」や「過酸化ベンゾイル」などが使えるようになっています。アダパレンは皮膚の角層を薄くする作用で毛穴が詰まる段階からニキビの発生をおさえてくれますし、過酸化ベンゾイルは、ピーリング作用で毛穴詰まりを予防しつつ、強力な殺菌作用でアクネ菌を殺菌してくれます。
これらの薬が出る以前はニキビの保険治療はせいぜい抗生剤の外用や内服くらいだったことを考えると、現在はずいぶんニキビの治療がしやすくなってきたと思います。

赤いニキビ跡は、局部的な血流の増加などが原因

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治療法が格段に進歩したニキビ治療ですが、治っても跡が残ってしまって悩んでいる人はたくさんいます。ニキビの跡は、赤く残る人、茶色になってしまう人など、個人差があります。日焼けしたあとが黒くなりやすい人はニキビ跡が茶色く残りやすく、色白で日焼けのあとが赤くなりやすい人はニキビ跡も赤く残りやすいです。
ニキビが治って炎症が落ち着いていても、皮膚の赤みが長引く状態を「炎症後紅斑(PIE)」といいます。ニキビなどの炎症が回復するときにおこる、局部的な血流の増加や毛細血管の拡張、新たな血管ができるなどがその原因です。時間が経てば自然に消えていくものなのですが、「いくつも跡があってなかなか消えない」という場合にはぜひ、専門医へのご相談をお勧めします。

赤味を除去するVビーム治療

VビームⅡエースクリニックではこの赤みに対し色素レーザーであるVビームⅡで治療をしています。Vビームは、赤ら顔、赤く炎症したニキビ、赤みのあるニキビあとや赤あざなど、赤みのある症状に効果を発揮します。赤い色素に吸収されるレーザー光を当てるもので、赤みの原因となっている余分な毛細血管を除去することができます。

まとめ

近年、ニキビの保険治療は格段に進歩しました。しかし、ニキビが治った後の皮膚の赤みが長引いたり、なかなか治らないニキビでお困りの方はVビームⅡでの治療を組み合わせることで、早くきれいな皮膚に近づくことができるかもしれません。

監修医師

竹内 孝基 医師

エースクリニック理事長

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