- Doctor blog -レーザー治療でやってはいけないこと

※このページは2019年12月6日に更新されました。

レーザー治療でやってはいけないことって?

「シミやほくろをなんとかしたい!」
そう思った時、頭に浮かぶのはやっぱりレーザー治療ですよね。
切らずに手軽に受けられて効果も高いのでエースクリニックでも人気が高いです。


レーザー治療をするにあたっては、出力の設定や照射範囲の見極めなど注意することはいくつもあります。 ただ、その中でも絶対にやらないようにしなければならないことが2つあります。


やってはいけない・その1

1つは、眼球に当てないようにすること。
まぁ当たり前ですよね。
当院でも治療前にアイキャップやサングラスで必ず眼球の保護をしていますし、レーザー治療をしているクリニックなら、おそらくどこでも同じように気を付けているんじゃないでしょうか。


やってはいけない・その2

では2つ目は何かというと、「悪性腫瘍(皮膚がん)にレーザー治療しない」ことです。
これも当たり前のように思えますが、これを注意するにはまず普通のシミやほくろなのか皮膚がんなのか診断がきちっとできることが前提となってきます。

そんなこと見ればすぐ分かるし間違えないんじゃないかと思われるかたも多いかもしれませんが、意外とそうではありません。一見シミやほくろにそっくりな皮膚がんは結構あります。

例えば、「基底細胞がん」という顔によくできる皮膚がんがあります。これはでき始めは小さなもので、時間がたつとだんだん大きくなっていくのですが、初期の段階ではほくろと非常によく似ています。
他にも、「悪性黒色腫(メラノーマ)」という皮膚がんがあり、これは他の臓器に転移をしたりして命を奪うことも少なくない皮膚がんですが、盛り上がったりせずに皮膚の表面にシミのように広がるタイプのものがあります。これだと「シミができた」と長期間放置していたり、安易にレーザー治療を受けてしまったりするケースもあります。

一見シミやほくろに似ている皮膚がんを疑った場合はダーモスコピーという検査器具を使ったり、組織検査をして診断をつけていきます。しかし、皮膚がんを見たことがないと「あやしい」と思うこともないので、レーザー治療をしてしまうこともあるかもしれません。

皮膚がんにレーザーをあててしまうとどうなるのでしょうか。

まず1つに、腫瘍細胞を刺激してしまってさらなる増殖を促し悪化させてしまうということが考えられます。

さらに、レーザー治療をして一見腫瘍がわからなくなってしまうと、忘れたころに残った腫瘍細胞が悪さをして転移巣を作ってしまい発見が遅れるといったことや、腫瘍の組織検査ができなくなってしまうため、その後の治療方針に影響を与えてしまうことも考えられます。

ちょっとしたシミやほくろだと思っても、しっかりと診断したうえで治療することが重要です。 エースクリニックには皮膚科専門医も常駐していますので、必要な場合は検査をしたり適切な医療機関に紹介させていただいたりすることもできます。安心してお越しください。


この記事の監修

エースクリニック 医師:
浅井裕子 医師

ドクターブログ一覧

ドクターブログ一覧へ

  • ブランドストーリー
  • 美容外科として
  • カウンセリング予約