- Doctor blog -下まぶたの脂肪を取るとどうなる?

※このページは2022年1月19日に更新されました。

下まぶたの脂肪を取るとどうなる?_エースクリニック名古屋院・大阪梅田院

クマ治療の広告で、お値打ちな料金だと思いクリックすると、「下瞼脱脂 〇〇〇〇〇円」というのを見たことがある人は多いのではないでしょうか?

それで実際にカウンセリングに行くと、「あなたはその治療だと不十分なのでこちらの治療の方がおすすめです。」と広告で見た金額の倍や3倍、あるいはそれ以上する治療に案内されるというのもよく聞く話です。(ちなみに当院は、あえて極端に安く見せるというやり方を一切していません)

そこで、「私のクマは本当に脂肪を取るだけでは治療できないのか?」と思われる方も当然いらっしゃることでしょう。実際にそう感じて当院にカウンセリングにいらっしゃる方も多いです。

結論から言いますが、ほとんどのクマは脂肪を取るだけでは良くなりません。「ほとんど」と言いましたが、「すべて」ではないです。稀に脂肪取りだけでも良くなるクマも存在します。ただ、その稀に脂肪取りだけで良くなるタイプのクマを見極めるのは極めて難しいです。また、脂肪取りをして半年~1年くらいはむくみのために良い状態に見えることも多いのですが、それ以上たつと落ちくぼみが生じて長期的にはクマが改善せずに悪化することがほとんどです。

それには解剖学的な理由がありますが、それについての解説は次回に譲ることとして、今回は実際の事例を元に、下まぶたの脂肪取り(下瞼脱脂)を行うとどうなるか?をお見せしていきたいと思います。

と言っても、下瞼脱脂のみ行うということを私はほぼしません。もし下瞼脱脂を行うのであれば、それに併せて脂肪注入を行います。当院ではこの施術を脱脂CRF法と言っています。注入脂肪はCRF(コンデンスリッチファット)を使うため、脱脂してCRFを注入するという意味で脱脂CRF法です。

この施術では脂肪注入前に下瞼脱脂を行いますので、脂肪注入前に脱脂後の状態を確認できます。今回は脱脂CRF法のモニター症例を提示します。

まずは術前と術2ヶ月後の写真です。

脱脂CRFのbeforeとafter
クマが改善してぱっと見10歳くらい若返ったのではないでしょうか?(ちなみに額やこめかみ、頬にも脂肪注入しています。)

では次に、下瞼脱脂を行い、脂肪を注入する直前の写真です。

下瞼脱脂の直後
ふくらみが無くなったかわりに、落ちくぼんでしまいました。これは腫れが引いてもこの落ちくぼみはこのままです。

どうでしょうか?

これだと、術前より悪くなったとしか思えませんね。

「脂肪の切除をもっと少量にしてみてはどうか?」という疑問もあると思います。それでも、極めて少量ならいざ知らず、このくらいの年齢だと少量切除したとしてもやはり落ちくぼみます。極めて少量だと落ちくぼまないかもしれませんが、クマの状態もあまり変わらないと思います。

そして、この状態から脂肪注入(CRF)を行うことで、落ちくぼんでいた部分がふくらんで、やっとクマが改善します。写真を見ていきましょう。さきほどの写真から脂肪注入を行った直後の写真になります。

下瞼脱脂の後の脂肪注入後
どうでしょうか?落ちくぼみはなくなりましたね。

このように下瞼脱脂単体で行うと、クマは改善せずにむしろ悪化します。これが当院が脱脂単体で行わない理由です。このモニター様は46歳ですが、この年齢の女性だとたいていの場合、脱脂CRF法か、皮膚の状態によっては皮切ハムラ法を行います。どちらにしても単純に脂肪を切除するだけの手術ではありません。

下まぶたの脂肪取り単体ではクマが良くならないことはなんとなくわかっていただけたでしょうか?

次回は解剖学的な理由についても触れていきたいと思います。

この記事の監修

エースクリニック 院長:
竹内孝基 医師

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