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他院で入れたアートメイク、修正できるの?他院修正について分かりやすく解説!

他院で入れたアートメイク、修正できるの?他院修正について分かりやすく解説!

アートメイクの他院修正が難しい理由と修正する際の注意点

水に濡れても消えることのないアートメイクはとても魅力的です。アートメイクは美容クリニックでも特に人気のある施術の一つです。

しかし、失敗してしまった場合の修正が難しいのがアートメイクの最大のデメリット。今回の記事では、アートメイクの他院修正をテーマに、他院修正の難しさや修正する際の注意点についてわかりやすく解説していきます。

大前提:アートメイクの他院修正は難しい

アートメイクの他院修正とは、その名の通り他院で施術したアートメイクを修正し、今よりもさらに美しく仕上げるための施術のことを言います。
どのクリニックでも対応可能なメニューではなく、むしろ他院修正をメニューに載せているクリニックの方が珍しいほどです。

すでに他の施術者が仕上げたものを修正するとなると、通常のアートメイク施術以上の手間や技術レベルを要するため納得ですね。

アートメイクの他院修正が難しい2つの理由

アートメイクの他院修正は簡単ではありません。その理由を大きく2つ挙げて解説しておきましょう。

理由①以前のデザインやカラーをカバーしなければならないから

簡単に言えば、細いものを太く、薄いものを濃くするプラスの施術は修正においてもそれほど難しくありません。足せば良いわけですからね。
しかし、逆に太いものを補足、濃いものを薄くする施術はアートメイクの施術方法から考えると、かなり難しいことです。無理なケースも多くあります。
また、カラーに関しても同じことが言えます。以前注入した色素が残っているところに、うまくカラーを調合して色素を新たに注入していくことになります。

かなり高度な技術が求められるのはもちろん、どうしても出せない色味があるため、確実に希望通りのカラーになるとは限りません

理由②修正の場合完全に理想通りの仕上がりを叶えるのは難しいから

他院修正においては、他院で施術を受けたアートメイクの残り方によって、修正できる度合いが大きく異なります。
そのため、「他院で入れたアートメイクが気に入らないから、修正してもらおう」と思ったところで、これ以上は修正ができないという壁にぶつかることはしばしばあります。

結果的に自分自身の求める理想通りの仕上がりが叶えられないことも多いです。
だからこそ、お客様の満足いく仕上がりを保証できないと判断し、他院修正ははじめからお断りしているクリニックが多いのです。他院修正には相当高い技術力と知識が求められます。

アートメイクを修正する2つの方法

アートメイクを修正する方法はさまざまですが、大きく分けると2通りの方法に分けられます。

方法①不要なアートメイクをレーザーで除去して修正を加える

本格的な方法はこちらですね。
今残っているアートメイクが邪魔になり思うように修正できないと判断した場合は、レーザー除去施術でアートメイクを一旦除去します。
除去してから再度アートメイクを入れることで、以前のデザインに邪魔されることのない、大幅なデザイン変更が可能になります。


メリット:思いのままのデザインに修正可能
デメリット:レーザー除去は1度で完了するものではないため、数回の施術を繰り返す必要がある。よって高額な費用がかかることが多く、期間も長くかかってしまう。

方法②ある程度消えるまで待ってから新たなアートメイク施術を受ける

アートメイクの色持ちは人それぞれですが、短くて半年、長くて2年ほどと言われています。しかし、消えると言っても一気に全て消えてしまうのではなく、徐々に薄くなっていくような消え方がアートメイクの特徴です。
ある程度消える段階まで待ってから、新たにアートメイク施術を受ければ、デザインの変更も思い通りに叶うことが多いため、おすすめの方法ではあります。
消えるのを待つ間は、コンシーラーなどで気に入らない部分のアートメイクを隠す方法もあります。


メリット:アートメイク除去のための費用がかからない、デザインが思い通りに修正可能
デメリット:アートメイクが消え始めるまで数ヶ月から1年以上もの間待つ必要がある

アートメイク修正時の3つのポイント

アートメイク修正においては、通常のアートメイク施術と異なる点も多いため、注意すべき点もあります。ここでは、修正時の3つのポイントについてお伝えしておきましょう。

左右差の確認は起き上がった状態で行う

眉毛のアートメイクで多い失敗例が、「左右のバランスがおかしい」というもの。左はアーチ眉なのに、右はストレートのように仕上がっているのがこの例です。
左右差を修正する際には、起き上がった状態での眉の動きを必ず確認しながら行いましょう。寝た状態と起きた状態では眉毛の見え方が異なることが案外多いです。

左右の長さを揃える際は長くなりすぎないように

「左右の眉毛の長さが異なる」というのも眉毛アートメイクの失敗でありがちな例です。この場合、長さを揃えるためには短い方の眉毛を長い方に合わせる調整方法が一般的です。
ここで注意しなければならないのが、調整を加えることで眉毛が長くなりすぎるというケース。極端に長さを変えることなく、自然に見える仕上がりを目指すのがポイントです。

眉毛切開法や額ボトックスもあわせて検討

眉毛の角度に大きく影響するのが、まぶたのたるみや額の筋肉の動き。これらが原因でアートメイクがうまく仕上がらないケースもあります。
本格的な美容施術にはなりますが、眉下切開や額ボトックスなどの施術を受けることで、より美しい眉毛アートメイクを仕上げることが可能な場合があります。
必要に応じて検討することも頭に入れておくと良いでしょう。

アートメイクの他院修正3つのデメリット

アートメイクの他院修正には、3つのデメリットがあります。
アートメイクは失敗したからと言って簡単に修正可能なものではありません。アートメイクの他院修正を受ける際には、ここで紹介することをあらかじめ理解しておく必要があります。

滲みやすくなる

アートメイクを修正することにより、アートメイクが滲みやすくなるリスクがあります。
施術の際に出血が多い人も、注入した色素が流れやすくなり、滲む可能性が高くなるのですが、修正の場合も同様です。
個人差はありますが、1度目よりも修正した際のアートメイクの方が滲みやすい可能性は大いにあるため、事前に納得した上で施術を受けましょう。

定着が悪くなる

修正を加えたアートメイクは定着が悪くなる ことがあります。
定着が悪いということは、早く消えてしまうということ。せっかく美しく修正したのに、色持ちが悪かったらがっかりしてしまいますよね。
ですが、修正施術の際は初回以上に定着が悪くなりやすい点も覚えておきましょう。

修正完了までに期間を要する

アートメイクの他院修正は、除去施術を受けてからおこなう、もしくは消えるのを待っておこなう2つの方法があります。
しかし、どちらの方法を選んでも、修正施術が完了するまでに要する期間はかなり長いのが特徴です。
最短でも半年ほどの待機期間があるため、「いますぐにやり直したい」と思っても残念ながら叶いません。

アートメイク他院修正のまとめ

今回は、アートメイクの他院修正について解説しました。一度入れたアートメイクを修正するのがいかに大変なことかお分かりいただけたのではないでしょうか。

アートメイク施術を受ける際には、クリニック選びが非常に重要なポイントとなります。名前をよく聞くクリニックだから、SNSでフォロワーの多いクリニックだから、という安易な理由でクリニックを選ぶのは非常に危険です。
クリニック選びの際には、希望をしっかりと聞いてくれるクリニックを選ぶこと、さらに症例数が多く、評判の良いクリニックを選ぶようにしましょう。

もしもあなたが、すでに施術したアートメイクの仕上がりに満足できないのであれば、他院修正に対応できるクリニックを探しましょう。
他院修正の実際のお客様の症例写真などを掲載しているクリニックだと安心感がありますね。

アートメイクは簡単に消せるものではありません。だからこそ、1回目の施術からバッチリ成功させられるよう、信頼のおけるクリニックで施術を受けましょう。

名古屋でアートメイクを受けるなら
大阪梅田でアートメイクを受けるなら

監修医師

浅井 裕子 医師

エースクリニック名古屋院院長

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