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コンデンスリッチ豊胸(2)

脂肪注入には、そのようなデメリットも確かに存在するのですが、
やはりそのデメリットを補って余りあるメリットが存在すると思います。

弊院ではコンデンスリッチ豊胸と言って、
従来の脂肪注入法の欠点をなるべく最小化する方法を行っています。

まずはせっかく注入した脂肪のうち
なるべく多くの細胞に生き残ってもらうために、
採取した脂肪を専用のシリンジに入れて遠心分離にかけます。
左:遠心分離前
右:遠心分離後

脂肪採取 CRF作成遠心分離

採取した脂肪を遠心分離にかけると、
下から
(1)麻酔液+少量の血液
(2)ピュアな脂肪
(3)脂肪を採取する際に破壊された脂肪細胞から出たオイル
の層に分離します。

上記左の画像では(3)の層があまり確認できませんが、
これは脂肪採取の仕方が大変うまかったため?か、
ほとんど脂肪細胞が破壊されなかったためです。

(1)と(3)の部分は、
注入しても何の得にもならないどころか、不純物であり、
脂肪の定着を妨げたり、異物反応を起こしてしこりの元となったりして、
好ましくないため、捨ててしまいます。

そうしてできたピュアな脂肪をコンデンスリッチファット(CRF)と言います。
ただの脂肪ではなくCRFを注入していくことで、
脂肪注入のメリットを最大化し、かつデメリットを最小化することができます。

監修医師

竹内 孝基 医師

エースクリニック理事長

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