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ミラドライに最適な局所麻酔の方法とは?

エースクリニックではミラドライ施術に伴う痛みを最小化する取り組みを行っています。
ミラドライに伴う痛みを分類すると、

  • 施術前(局所麻酔時)の痛み
  • 施術中(ミラドライ照射時)の痛み
  • 施術後(局所麻酔が切れた後)の痛み

の3つがあります。

今回の記事では、上記のうち、施術前(局所麻酔時)の痛みに関して解説します。
ミラドライは大変良い治療ですが、痛みが不安で施術を躊躇しているという方もいらっしゃるのではないでしょうか?そのような方にも安心して施術を受けていただけるよう、エースクリニックでは、局所麻酔時の痛みを最小化するためにはどうしたらいいかを実際に色々と試してきました。今回はその結果を皆様と共有させていただきます。

まず、局所麻酔時の痛みを決定する大きな要因として、
(1) 局所麻酔自体の方法
(2) 併用する麻酔
が挙げられます。

(1) 局所麻酔自体の方法には、
① 短い針を使用する
② 長い針(カテラン針)を使用する
③ 複数の針を同時に刺せる器具を使用する
いずれかの方法があります。

一見、細い針で細かく麻酔を行う方が痛くないように思うかもしれませんが、色々と実証実験をしたところ、結果はそうではありませんでした。細い針で何回もたくさん刺す方が痛いのです。

ミラドライでは片脇に100cc以上の麻酔液を注入する必要があり、現実的に考えて通常の針を使うのであれば、27G以上の太さの針を使用する必要があります。ですが、これを何回も刺すのは結構痛いです。

もっと細い針を使うのであれば、特殊な器具を使わないといけません。一応、細い針を5本同時に刺入することのできる器具があるのですが、これだと30Gの針でも注入できます。この道具を使って試してみたところ、やはり針を刺される回数が多くてかなり痛い…、というか痛みの軽減に全くなっていないということがわかりました。

結局、多少針が太くても長い針で皮膚を刺す回数を少なく注射した方が明らかに痛みは少ないということがわかりました。長い針の場合、次に皮膚を刺入するところを直前に麻酔することで、2回目以降の針刺入の痛みはかなり抑えることができるためでしょう。いずれにしても細い針で何度も刺すよりは長い針(カテラン針)で少ない回数刺した方が楽であったことは、私たちが行った検証では明らかでした。

(2) 併用する麻酔には

  1. 表面麻酔(塗る麻酔)
  2. 笑気麻酔(吸う麻酔)
  3. 静脈麻酔(眠る麻酔)

が考えられます。
このうち、静脈麻酔はミラドライに併用するには少々大げさと思います。また、併用するとしてもコストが大きくかかるため、あまり希望される方はいらっしゃらないでしょう。

は、表面麻酔か笑気麻酔かですが、これも実際に行ってみると明らかに笑気麻酔の方が楽です。表面麻酔は刺入時の痛みはいくらか少なくしてくれますが、麻酔液が注入されるときの痛みは減らないためと思います。笑気麻酔ではその両方が感じにくくなります。

以上の検証から、ミラドライの局所麻酔は、笑気麻酔下に長い針(カテラン針)を使用して、刺入回数を減らすのが一番痛みが少ないという結論に至りました。以後、エースクリニックでは、一貫してそのような局所麻酔方法を行っています。また、笑気麻酔は追加料金を頂かずにコミコミの料金とさせていただいております。極力痛み少なく快適なミラドライ施術を受けたいという方はぜひ当院にご相談ください。

監修医師

竹内 孝基 医師

エースクリニック理事長

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