ヒアルロン酸注射 (表情じわの治療)
表情じわの第二段階は、
表情を作らなくてもしわが残ってしまう状態です。
表情筋が動いていないのにしわがある状態というのは、
皮膚の劣化が進み、
そこにしわがクセとして残ってしまっている状態です。
この段階ではヒアルロン酸などのフィラーと呼ばれるものの注射が治療の中心となります。
フィラーというのは英語でFILLER、
つまり充填剤、詰め物という意味で
クセじわとなってしまった部分の皮膚の真皮層に注入することで
そのしわを下から持ち上げて溝を膨らませて目立たなくします。
ただし、第二段階の状態だと、
フィラーによる治療だけでは通常不十分です。
ボツリヌストキシン注射も加えて行ったほうが断然良い結果が得られます。
また、組織の緊張が緩むことでフィラーの持ちも良くなります。