頭皮多汗症ボトックスの実際は?~気になる痛みや費用ってどうなの?

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1. はじめに

前回のブログ記事では頭皮多汗症の原因や症状とボトックス治療の効果について取り上げました。
ご紹介させていただいた嬉しい効果の反面、痛みやダウンタイム、費用について気になる方も多いと思います。
今回のブログではこれらに焦点をあてて、頭皮多汗症ボトックス治療の実際について書いていきたいと思います。
2. 気になる「痛み」とその対策は?

「頭に注射なんて怖すぎる!」という方も多いはず。
実際のところ、麻酔なしではかなりの痛みがあります。
麻酔なしで施術をされた場合には、多汗症の治療なのに、注射の痛みで滝汗になってしまう、という状況になりかねないぐらいの痛みです。
そういった状況を避けるために適切な施術範囲の選択と麻酔をおすすめいたします。
施術の痛みは針を刺すことによる痛みに加えて、ボトックスの薬液そのものが弱酸性であることで「しみるような」痛みが生じるとされています。
痛み対策として、神経ブロック麻酔、笑気麻酔をおすすめすることが多いです。
顔面多汗症の方には、場合によって表面麻酔をおすすめしています。
また、当院では極細のパスキン針を使用しており、針を刺す痛みも最小限になるように配慮しています(下図)。

施術の範囲として、例えば、額・前頭部・頭頂部への施術であれば、眼窩上神経ブロックを行うとその範囲の痛覚がほとんど遮断されるため、痛みをほぼ感じることがなく注射をすることが可能です。
カウンセリングの際には、お悩みの場所やシチュエーションをお聞きしたうえで、適した施術範囲をおすすめしますが、
特に「額に垂れてくる汗が気になる」という方や初めて頭皮多汗症ボトックスを希望される場合には、
眼窩上神経ブロック(下図)でほぼ痛みなく施術が可能な額・前頭部・頭頂部の施術をおすすめする場合が多いです。
額だけでなく後頭部や側頭部の汗が気になる方には頭部全体の治療の必要性と施術の際の痛みを天秤にかけて、治療範囲をご相談することになります。
側頭部と後頭部にはよく効く神経ブロック麻酔がないので、その場合には笑気麻酔を併用することが多いです。

3.ダウンタイムや副作用はどうなの?

注射による腫れが出る場合がまれにありますが、その場合の腫れも1~2日でひいてくることが多いです。
また、皮膚の浅い部分への注射ですので、内出血はまれですが、針の刺した痕がわずかに見える程度のものが殆どであり、通常は1~2日程度で薄くなっていくことが多いです。
施術当日も、約2時間後以降であれば化粧や入浴が可能です。
4.「費用」のホンネ
気になる価格ですが、(残念ながら)頭皮多汗症は現在のところ保険適用外(自由診療)です。
価格(2026年3月11日現在):頭皮(額・前頭部・頭頂部)ボツラックス200単位 88,000円
※部位や薬剤によって価格が異なります。麻酔を希望される場合は別途料金がかかります。
5. まずは、頭皮ボトックス治療のご相談を

今回のブログでは、頭皮ボトックスの実際の施術を受けるにあたって、気になる痛みやダウンタイム、費用に焦点を当ててご紹介してきました。
治療を受ける際のご不明点やご不安が少なくなれば嬉しいです。
効果が高く、患者さまにご満足いただくことが多いお施術ですので、実際にカウンセリングを受けていただくことをおすすめいたします。
額や頭皮の汗でお悩みの方に快適な夏をお過ごしいただけるよう、さらに詳しい内容についてご説明させていただきます。



