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表情じわ

表情じわはしわの中でも比較的早く気になりだすしわです。

皮膚の厚みにもよりますが、
皮膚の薄い人は20代後半くらいから気になり始めます。

白人は皮膚がかなり薄いのでもっと早く気になり始めます。

「表情じわ」というのは、表情筋の収縮により生じるしわのことです。

表情筋は、
顔面の皮膚を動かす筋肉で、
主として喜怒哀楽を顔面に表現するときに使われます。

笑ったときには目尻に、
怒ったりしかめっ面をしたときには眉間に、
びっくりしたときや眉毛を上げたときには額にしわがよりますね。

これらのしわはすべて表情筋(あるいは浅頭筋)といわれる筋肉の収縮によってできます。

普通は筋肉というと両端は骨にくっつきます。
そのため筋肉が収縮すると骨格が動くので、
そのような筋肉を骨格筋と呼びます。

この表情筋の多くは一端が皮膚にくっつきます。
そのため表情筋が収縮すると皮膚が強く寄せ集められて、
皮膚が波うったようになり、しわになります。

笑ったり怒ったりしかめっ面をしたりすれば
年齢によらずどんな人でもシワが寄りますが、
若いうちは筋肉の緊張を緩めればしわも取れて残りません(第一段階)。
皮膚に弾力があり回復力があるからです。

年齢を重ねるにつれて皮膚の弾力性やハリが低下することで、
表情筋が動いていない普通にしているときでもくせじわが残るようになります(第二段階)。

また、皮膚や皮下組織自体も薄くなっていきますので、
表情を作ったときのしわも深く多くなっていきます。

表情じわの治療ですが、
第一段階と第二段階では、
しわの治療法が多少異なります。

第一段階の状態の場合、
表情を作ったときのみにしわができるので、
筋肉の力を緩めてあげる治療を行います。

これに該当するのが、
ボツリヌストキシン注射(ボトックス)です。

表情じわの治療をお考えなら

監修医師

竹内 孝基 医師

エースクリニック理事長

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