※このページは2021年1月7日に更新されました。
こんにちは、今日は年齢とともに目立ってくる上まぶたのくぼみの治療について解説をしていきたいと思います。
年齢とともに上まぶたの皮膚が眼窩の奥に引き込まれたようにくぼんでくる方は多くいらっしゃいます。
やはり疲れたように見られたり、年齢が上に見られたりするようになるので気になっていらっしゃる方は意外と多く、エースクリニックにご相談に来られる方も結構いらっしゃいます。
くぼみ目の治療もいくつかパターンがあります。
① 単純にくぼみだけある場合、くぼんでいるまぶたの奥にヒアルロン酸などを注入してくぼみを緩和します。
この場合、ヒアルロン酸を入れる層や入れ方によっては凸凹して見えてしまいます。まぶたの浅い層(ROOF等)に入ると多くの方が目を伏せた際などに凸凹して見えることが多いので、眼窩隔膜内の眼窩脂肪のあたりに入るように工夫をして注入をしています。
モニター様ヒアルロン酸注入前
モニター様ヒアルロン酸注入2週間後
① 単純にくぼみだけある場合、くぼんでいるまぶたの奥にヒアルロン酸などを注入してくぼみを緩和します。
この場合、ヒアルロン酸を入れる層や入れ方によっては凸凹して見えてしまいます。まぶたの浅い層(ROOF等)に入ると多くの方が目を伏せた際などに凸凹して見えることが多いので、眼窩隔膜内の眼窩脂肪のあたりに入るように工夫をして注入をしています。
② 眼瞼下垂に伴ってくぼみがひどくでているパターンもあります。
眼瞼下垂の方は腱膜が瞼板から外れて眼瞼挙筋ごと眼球の奥の方に移動して引っ込んでしまっています。この時、腱膜の前面には眼窩脂肪がくっついているので、この眼窩脂肪も一緒に奥の方に移動してしまって、まぶたがくぼんでくるという仕組みです。
この場合、ヒアルロン酸などで改善させることもできるのですが、量によっては余計にまぶたが重たくなって感じてしまうので、たくさん入れてしっかり改善させることはなかなか難しいです。
ダウンタイムはありますが、眼瞼下垂の手術(眼瞼挙筋前転法)をしていただき、奥に引っ込んだ組織を前に戻してきてあげるのが一番の解決策かと思います。
モニター様眼瞼下垂手術(眼瞼挙筋前転法)術前
モニター様眼瞼下垂手術(眼瞼挙筋前転法)術後1ヶ月
眼瞼下垂の方は腱膜が瞼板から外れて眼瞼挙筋ごと眼球の奥の方に移動して引っ込んでしまっています。この時、腱膜の前面には眼窩脂肪がくっついているので、この眼窩脂肪も一緒に奥の方に移動してしまって、まぶたがくぼんでくるという仕組みです。
この場合、ヒアルロン酸などで改善させることもできるのですが、量によっては余計にまぶたが重たくなって感じてしまうので、たくさん入れてしっかり改善させることはなかなか難しいです。
ダウンタイムはありますが、眼瞼下垂の手術(眼瞼挙筋前転法)をしていただき、奥に引っ込んだ組織を前に戻してきてあげるのが一番の解決策かと思います。